ARTIST
アーティスト
フルーティスト
三田 智美
兵庫県宝塚市出身。9歳よりフルートを始める。兵庫県立西宮高等学校 音楽科、大阪教育大学 教育学部教養学科 芸術専攻音楽コース卒業。同大学院 教育学研究科 芸術文化専攻 音楽研究コース修了。
第64回 全日本学生音楽コンクール フルート部門 高校の部 大阪大会 入選。第16回 日本フルートコンベンションコンクール アンサンブル部門 音楽大学・音楽大学卒業生の部 金賞。第44回フルート新人演奏会 優秀賞。第15回秋篠音楽堂室内楽フェスタにおいて最高位 フェスタ賞受賞。
ウィリアム・ベネット氏のマスタークラスを受講。トレヴァー・ワイ フルートセミナー2015に参加。これまでにフルートを岩永健三、新保江美、金川知子、中務晴之の各氏に、室内楽を倉橋日出夫、江戸聖一郎の各氏に、作編曲を藤本佳世子、澤内崇の各氏に師事。
「東日本大震災復興支援『歩こうよ』コンサート」、「二十歳のコンサート」等、多数のコンサートを主宰し好評を博す。
現在、ソロをはじめアンサンブル、オーケストラ、吹奏楽と幅広く活動するとともに、トレーナーとして後進の指導にあたっている。
フルートトリオ「とまと」、フルートカルテット「Collier de perles~コリエ ドゥ ペルル~」、フルート&トロンボーンデュオ「Albireo-アルビレオ-」各メンバー。グループのために編曲にも力を入れている。ユニバーサルフルートオーケストラジャパン アルトフルート奏者。
「音楽を聴く楽しみ、奏でる喜びを味わってほしい」、それがすべての活動の根本にあります。
―音楽家を志すきっかけを教えてください
3歳からピアノを、9歳からフルートを習っており、“人と一緒に音楽を作っていきたい”という思いから中学校では吹奏楽部に入部。同時に音楽高校への進学を決めていました。音楽科に進学した後、大きなきっかけとなったのは東日本大震災でした。関西にいる私には何もできないと、ただ茫然と映像を眺めるしかできませんでしたが、同じ思いの友人たちと「みんなで協力すれば何かできるかもしれない」と考え、発生から1カ月経たない4月の上旬に復興支援コンサートを開催し、多くのお客様からの支援金は全額被災地へ。これが実質私の初企画のコンサートでした。それから4カ月後被災地にボランティアに行く機会を得て、避難所の施設で演奏させていただきました。涙を流しながら「心が洗われた」「感動で言葉が出ない」「来てくれてありがとう」と様々な言葉をかけていただき、“自分の演奏でも誰かの何かの役に立てるのかもしれない”と思ったことが、今でも私の原動力になっています。
―現在の活動について聞かせてください
多くの人に「音楽を聴く楽しみ、奏でる喜びを味わってほしい」と思っていて、それが全ての活動の根本にあります。自主公演の企画実施や学校公演、イベントなどの依頼演奏などを中心に、フルートの個人レッスンや吹奏楽部の指導をしている日もあれば、リコーダーを教えたり時には教壇に立ったりしています。最近はインターネットを通して、活動を広く知ってもらうためにライブ配信や動画投稿なども行っています。
また、学生時代に興味を持った“裏方のお仕事”も続けること7年目になりました。主にコンサートの際にお客様から見えないところでのステージスタッフと呼ばれるお仕事ですが、舞台のセッティングや演奏者をステージに送り出すなど重要な役割を担っており、自分自身が演奏者の立場になった時にも生きてくるので、経験させていただける環境に感謝しています。
レパートリーの強化や日々の自己研鑽も大切にしていきたいです。
―趣味はありますか?
―好きな食べ物も伺って良いですか?
―最後に今後の活動を教えてください