ARTIST

アーティスト

日浦栄輝

トロンボーン奏者

日浦 栄輝

奈良県大和高田市出身。8歳でトロンボーンを始める。大阪教育大学教育学部教養学科芸術専攻・音楽コース卒業。

トロンボーンを小西元司、故 磯貝富治男、呉信一、三窪毅の各氏に師事。室内楽を神代修氏に師事。

新田幹男氏、Branimir Slokar氏のプライベートレッスンを受講。Jorgen van Rijen氏のマスタークラスを受講。

第36回アンサンブルの夕べに出演。

第5回関西の音楽大学オーケストラフェスティバルに出演。

第12回ドルチェ楽器デビューコンサートin大阪に出演。

現在、大阪芸術大学演奏要員。

ブラスアンサンブル“GIFT”(旧 山ザ金五)メンバー。

タカディアンプラス+、フルート&トロンボーン デュオ 「Albireo-アルビレオ-」をそれぞれ主宰。

どんな楽器かも分からないまま、僕のトロンボーン人生が始まりました。

―音楽を始めたきっかけは何ですか?

音楽を始めることになったのは幼稚園年少の時で、ある日家に帰ると突然ピアノを習いに行くことになっていました。覚えていないのですがおそらくピアノをやってみたいと言ったのだと思います。母が近所でピアノを習える教室を探してくれたのでした。残念ながらピアノにはそこまでのめり込めずに人と比べて弾けない自分にコンプレックスを持っていた覚えがあります。しかし、このときピアノを始めていなければトロンボーンとも出会っていなかったかもしれません。その後、小学校のクラブ活動が始まる3年生で金管クラブに入ることになり、希望楽器を第3希望まで書くのですが第1希望は友達がやると言っていたトロンボーンに、第2希望は当時唯一知っていたトランペット、第3希望は名前の響きだけでアルトホルンと書き、見事第1希望であったトロンボーンパートに入れてもらい、どんな楽器かもわからないまま僕のトロンボーン人生が始まりました。

―音楽家を志すきっかけ、経緯も教えてください

小学校時代の話が続きますが、金管クラブの顧問で6年生のとき僕の担任をしてくださった先生の影響がとても大きいです。熱血を絵に書いたような先生でクラブを全国大会に導くほどカリスマ性のある方でした。トロンボーンを始めた当時、周りの子達と比べても本当に下手だった僕を、先生は他のパートにかえてやろうかと考えた程だったそうですが、人数合わせのためにおいておいたと後に語っておられます。やる気と負けん気だけはあったので毎日朝早くから学校に行き練習、昼休みも練習、自主練習できる時間は一人黙々と練習していたのを覚えています。そのかいあって6年生では大切なソロも任せてもらえるようになり、卒業式の日、先生から「努力の人です。尊敬しています。」と言って頂けたことは今でも心の支えとなっています。そんな努力の日々の中で小学5年生のノートには「将来の夢はプロのオーケストラに入ること」と書いています。
日浦栄輝

次世代の音楽ファン、音楽家を育てる活動として教育現場へのアウトリーチや個人の音楽教室を展開していくつもりです。

―普段の生活ではどういったことを気を付けておられますか?

いつも安定したパフォーマンスができるよう、「無理をしすぎない」というのは常に気をつけています。忙しいときにも精神的に安定していて、体調管理も行き届いているというのが基本であり理想だと思うので、例えばお風呂は湯船に浸かってしっかり身体を温める、睡眠時間をしっかり取るなど精神と身体の両方ともにコンディションを整える時間を大切にしています。また、それができなくなるほど予定を詰め込むことは極力避けるよう予定管理にも気を使っています。演奏家として良いパフォーマンスのためにも心身ともに健康が一番大切だと思います。

―趣味や好きなものなどがあれば教えてください

甘いもの、特にチョコレートが大好きで食べない日はないというくらいです(笑)

一時期はチョコレートの食べすぎでチョコレートアレルギーになり、チョコレートに含まれる金属成分から金属アレルギーも併発してしまい銀のマウスピースで楽器を吹くと唇が腫れて血が滲み、長時間まともに演奏できない状態でした。

マウスピースに金メッキをかけることで対応していましたがメッキ前とは吹奏感が変わるため少々苦労しましたね(苦笑)

それからは食生活にも気をつけようと思うようになりました。ちなみに今は体質が改善してアレルギーは出ませんので節度を守ってチョコレートをいただいています!

―これからの活動や目標などを聞かせてください

コロナ禍の影響で多くの音楽家が動画サイトなどインターネットを通じた活動を始め、僕自身も配信コンサートを行うなどコロナ禍での活動を模索しておりました。少しずつ日常が戻りつつありますが、これからもオンラインでの活動は新しい音楽の発信方法として続けていきたいと考えています。それらも取り入れながら学生時代より力を入れてきた小編成のアンサンブルでさらに多くの方に音楽を届けていきたいです。また、次世代の音楽ファン、音楽家を育てる活動として教育現場へのアウトリーチや個人の音楽教室を展開していくつもりです。

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