ARTIST

アーティスト

松岡 千聖

フルート奏者

松岡 千聖

大阪府出身。12歳よりフルートを始める。

大阪教育大学教育学部 教養学科 芸術専攻音楽コース卒業、同大学院教育学研究科 芸術文化専攻音楽研究コース修了。

卒業時に同大学卒業記念演奏会に出演。

奨学生として第37回霧島国際音楽祭に参加、E・バイノン氏のマスタークラスを修了。修了時に、霧島国際音楽祭賞を受賞。音楽祭賞受賞者ガラコンサート、及びオーケストラメンバーとしてファイナルコンサートに出演。

第21回“長江杯”国際音楽コンクール 一般A管楽器の部第1位、ならびに中国駐大阪総領事賞受賞。

また、第16回日本フルートコンヴェンションコンクール アンサンブル部門 音楽大学・音楽大学卒業生の部 金賞受賞。第15回秋篠音楽堂 室内楽フェスタ賞(最高位)受賞。

これまでにフルートを大塚裕紀子、泉真由、中務晴之の各氏に師事。

現在、フィルハーモニック・ウインズ大阪(オオサカン)フルート奏者、大阪府立富田林高校吹奏楽部外部講師。JEUGIAカルチャーセンター イオンモール高の原フルート講師。

関西を拠点にソロ、アンサンブル、吹奏楽での演奏や多数のレコーディングなど幅広く活動する傍ら、後進の指導にもあたっている。

私にとってこれほど
幸せなことはありませんでした

―音楽を始めたきっかけは何ですか?

洋楽が好きな父親の影響で、幼い頃から車の中で、家の中で、父の鼻歌で(笑)、たくさん音楽を聴いていたそうです。気づいた頃には私も歌うのが大好きで、それを見た祖母がピアノをプレゼントしてくれ、母と一緒にピアノを習いに行ったのが音楽を始めたきっかけでした。

家族の見事な連携プレーで始めた音楽は、子どもながらに一番楽しいものでした。そして中学校では吹奏楽部に入部、綺麗な音を奏でる先輩に憧れフルートを希望しました。フルートはとても人気があったため一筋縄ではいきませんでしたが、激戦の末最後はあみだくじでフルートの座を手に入れました。(笑)
念願のフルートを手にし、また温かな仲間にも恵まれ、中学校・高校の6年間は吹奏楽に没頭しました。今思い出しても充実した日々でした。

―現在の活動は?

大学、大学院と専門的にフルートを学ぶ中でも、私にとって中高での吹奏楽部時代の経験は何にも代え難い励みとなりました。クラシックからポップスまでの幅広い演奏、息遣い一つで大きな楽器から小さな楽器まで、あらゆる楽器が合わさる楽しさが私には忘れられない経験でした。 そんな中、私は大学院時代からご縁がありNPO法人 プロフェッショナル吹奏楽団 フィルハーモニック・ウインズ大阪に所属することとなりました。大好きな吹奏楽をお仕事に出来ること、私にとってこれほど幸せなことはありませんでした。代々受け継がれてきた「オオサカンサウンド」には、1+1=2以上、10、100…になる音楽の素晴らしさが詰まっています。そのサウンドに日々心を揺さぶられながら、これからもお客様を一生感動させられるような音楽作りに努めてまいりたいです。
松岡 千聖

「音楽性は人間性」。日々、自分自身を磨いていきたいです

―演奏する際に気を付けていること、本番前に必ず行うことやルーティンなどはありますか?

日々の練習、一回きりの本番、数日間かけてのレコーディング、演奏するシチュエーションはさまざまですが、いつでも最も大切にしていることは「集中力」です。最高の集中力で挑むことができるように、睡眠はしっかりとるよう気を付けています。食事も出来る限りいつも通り、その時食べたいものを食べるよう心がけています。 本番前はリラックスするために、共演者と他愛もない話をしつつ、手指や肩などをほぐし力を抜きます。そして舞台に一歩出た時から「舞台での表情」を意識します。見られていることを適度に意識することで、自分にも本番モードのスイッチが入ります!

―趣味や休日の過ごし方も教えてください

平日も休日も、豆から挽いたコーヒーを淹れて飲むことで1日がスタートします。ミルク多めのカフェラテが1番好きです!休日のお出かけの際には、美味しいコーヒーを求めてカフェを巡ったり、コーヒー豆を選んで買って帰ったり、お家でも外でも楽しんでいます。 また、カメラをぶらさげどこかへ繰り出すことも多いです。1年半前に手に入れた一眼レフカメラを相棒に、日本各所からアメリカまで!たくさん写真を撮っています。何度も訪れたことのある場所でも、もちろん初めて訪れる場所でも自分がいいなと思う場面を収めることに没頭します。sns社会、情報社会と言われる今ですが、ひとたびカメラを持てばスマホの存在は忘れられます(笑)いつでも新鮮な気持ちで、自分が素敵だなと思うシーンに夢中になれるのでカメラも大切な趣味の1つです。 唯一平日も休日も関係のないこと、それが練習時間です。休日の中で程よくリフレッシュ出来れば練習も捗ります!

―これからの活動や目標などを聞かせてください

音楽をする上で、私がずっと大切にしていきたい考えは「音楽性は人間性」です。優しい人からは優しい音が溢れ、自信のある人からは堂々とした音楽が現れます。より多くの方々の心に響く演奏ができるよう、日々自分自身を磨いていきたいです。
また自分自身が吹奏楽に魅了され感動したように、音楽が人の心を動かす場面をより多く提供できる奏者になりたいです。そのために自分自身も、誰かのために演奏できることに感動と誇りを持って、常に邁進していきます。

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